昭和30年頃、浜松駅周辺に出ていた屋台の中に餃子を出す店がありました。安くて美味しい餃子はたちまち評判となり、その味はさまざまに伝えられていきました。この屋台餃子が浜松餃子のルーツと言われています。現在市内には多数の餃子専門店があり、専門店以外は居酒屋系、ラーメン系、中華料理系、食堂系などに分けられています。
昭和30年頃の浜松駅前付近 →→→
一番の特徴はなんと言っても、餃子に茹でたもやしが添えられていることです。ボリュームたっぷりの餃子の箸休めとして添えられており、浜松餃子には欠かせない存在です。次にタレ、ラー油にこだわっている店が多く、たいていどの店にも自家製のタレやラー油が置いてあります。そして3番目の特徴は店によって作り方が違うことです。専門店が多く、味にうるさい浜松っ子の舌を満足させる為にどの店も改良に改良を重ねた結果、その店独特の個性ある味わいになりました。また2005年には浜松市の大合併を機に浜松餃子をこよなく愛する有志により、『浜松餃子学会』が結成されました。以降、現在も『浜松餃子学会』を中心に浜松餃子の普及活動に励んでいます。
『三方原馬鈴薯』は武田信玄と徳川家康が戦ったことで有名な浜松市の三方原台地で栽培されている高品質なじゃがいもです。太陽の恵みをたっぷりと受けた赤土の土壌は弱酸性で『三方原馬鈴薯』の栽培に適しています。赤土は基本的に粘土質でそのまま根を張ることが出来ず水はけも悪いのですが、農家たちがそれぞれの畑を丁寧に耕して根張りを良くし、排水が良くなりました。そうした努力の賜物が『三方原馬鈴薯』なのです。きれいな肌が特徴でホクホクとした食感、またでんぷん質が豊富で甘みがある『三方原馬鈴薯』は高品質で今や全国でも高い評価を得るブランドになりました。
静岡型銘柄豚の『浜名湖そだち』は静岡県産の大ヨークシャー種系統豚「フジヨーク」雌とランドレース種系統豚「シンシュウL」雄、「フジザクラ」雄を交配してF1母豚とします。これに、デュロック種系統豚の「フジロック」雄と交配した、三元交雑豚です。肉に脂肪(サシ)が入り、とても柔らかく保水性も高いので調理後も美味しさが逃げず、ジューシーさが特徴です。
浜松餃子学会は任意団体で、2005年に浜松餃子学会謹製餃子の販売を始めました。更に浜松餃子の飛躍を願い2007年7月、(株)浜松食品計画を設立し現在に至ります。
東名高速浜名湖SA・近隣ゴルフ場・観光名所等で、お土産用として販売しております。また、業務用の冷凍餃子も承りますので、お気軽にお申し付けください。
地元浜松をはじめ、東京から大阪までさまざまなグルメイベントに出店しております。浜松のご当地グルメをぜひご堪能下さい。